対CPU戦弩兵デッキのいろは 初級編
この記事ではカードコマンダー(http://www.hozo.biz/cc/)の対CPU戦における弩兵デッキの意識すべき点とプレイングのコツを紹介します。(ver0.53時点での情報です)
蒐集王を入手した(すなわちすべてのカードを1度は見たことがある)程度の初心者を読者として想定しており、既に対CPUレートが2000以上あるような方には目新しい情報はないと思われます。
弩兵デッキのレシピと基本的なプレイング
より細分すると赤青人魚弩兵です。
人魚運び屋、人魚予言者、人魚兵、マグマ男、錬金術師の5種13枚が弩兵の効果を発動させるためのカードです。(これを弾と呼びます)
その他のカードは弩兵を引くためのカード及び戦闘を補助するためのカードになります。
雪女にはカードを引く効果はありませんがやっていることは1枚ドローなので消極的なドローカードとして扱ってください。
1ターン目に人魚運び屋を出すのはランプの精と弩兵をどちらとも引けていない場合のみで、ランプの精があれば1ターン目はスルーします。
ランプの精と弩兵が初期手札にある場合は基本的にランプの精から出します。弩兵から出しても3ターン目にライフは削れませんが、ランプの精なら戦場に出すことでライフを削ってくれる可能性があるからです。
ドローカードも弩兵も引けていない場合はマグマ男をプレイし、マグマ男すら引けていない場合は何も出さないほうがいい場合が多いです。
避けるべきプレイングは2つあります。
- 人魚運び屋→ランプの精とプレイして弩兵を置くための魔力を残せなくなること(そのため1ターン目に人魚運び屋を出したならば2ターン目は何もプレイしないか人魚運び屋をプレイすることになります)
- 弩兵を置けていないのに戦場と待機所を埋めてしまうこと(弩兵を置かなければ勝てないが弩兵が全然引けない展開では戦場に何も出さずに雪女やサラマンダーをプレイして遅延し、弩兵を置くことのできるスペースを確保し続けます)
弩兵デッキのゲームプラン
カードコマンダーではライフを削って削られてを繰り返すシーソーゲームになりやすくライフを連取されることは避けるべきなのですが、このデッキは異なります。
弩兵を置ければ4点連取が容易であるため自分のライフは弩兵のドローとプレイのためのリソースにして構いません。
相手がL1を出してきたからといって慌てて雪女をプレイする必要はなく、自分の手札だけ見てプレイを決めてください。
2点程度のライフを削られながら弩兵を山札から探して待機所に置く→(特定のデッキに対してはさらに1点のライフを使って2枚目の弩兵を置く)→4点連取して戦闘勝利というのが弩兵デッキのゲームプランです。
HP6以上のアタッカーへの対処法
弩兵の効果は5点バーンなのでHP6以上のアタッカーを一撃で倒すことはできません。
次のターンにも再び弩兵の効果を発動させて倒すことができるならば良いのですが、ライフを削られすぎていたりHPを増やされて倒せなくなることがあるのでなるべく1ターンで処理できるように立ち回ります。
- カードの使用効果でHP6以上のアタッカーが戦場に出るタイプ(キメラ、植物使い、海賊親分、サモナーなど)
人魚予言者で封じます。どのデッキに対して何を予言するかは別の記事で扱います。ワーエレファントとギャンブラーもこのタイプですが、人魚予言者では防ぐことができないため甘んじて受けます。
- アタッカーがファッティであるタイプ(緑ゴーレム、煙竜、ワームなど)
サラマンダーで焼くか弩兵を2枚置くことで対処します。HP6,7程度のアタッカーが1,2回出てくるならばサラマンダーを使い、それ以上のHPを持つファッティが何度も出てくるならば弩兵を2枚置きます。
墓守はHP11以上になることもある天敵で、そうなればライフを1点削られることを覚悟するしかありません。1点を削られることすら許されない場合にはなんとかして人魚予言者を的中させます。
4点目を確実に取る方法
このゲームはカードを同時にプレイするルール上安定択というものがほとんど存在せず、クジラ読みスルーやサメ読み炎の魔女、河童読み河童などの尖った選択から逆転を許してしまうことがあります。
しかしながら弩兵デッキにはそういった逆転を許さないとどめの一撃があります。それは最後のターン錬金術師をプレイすることです。
もし相手が戦場にアタッカーを出しているならば待機所のクリーチャーを破壊、アタッカーを出してこないのであれば弩兵を破壊することでどちらの場合も戦闘に勝利できます。
錬金術師はこの動きに使えるため他の弾よりも価値が高く、手札に1枚は残しておきたいカードです。
もちろん相手が待機所に干渉してこないことや相手のアタッカーを弩兵で倒せることなどの条件こそありますが、弩兵デッキはほとんどこの形でゲームを終わらせますし、対CPUのみならず対人でも使えるプレイなので独立した項として取り上げました。
以上が初級編の内容となります。中級編は弩兵デッキならではの視点でCPUの使用するデッキを分類する実戦的な内容にする予定です。